
それでは今回は「おうち英語ではじめてのフォニックス(Phonics)」のStep.2です。前回の第1回目の内容は以下の関連記事にてご確認ください。
Contents
1. 子音をいくつかセットにして違いを理解する
/b/ /s/ /t/などの異なる子音を1つのセットにしたフラッシュカードを見せます。
"What is the first sound you hear in the word bear?"
(Bearの文字の最初の発音をしめす音は何かな?)
”What letter makes /b/ sound?
(/b/の音のする文字はどれかな?)
"Is it a letter /b/, /s/, or /t/?"
(/b/ /s/ /t/ の音のどれかな?)
といったように会話をして、いろいろな言葉の例題で問題を出してみましょう。Bならbear、Sならsmile、Tならtriangleやtreeといったようにお子さんの知っている基礎的なワードを例題にどの音と文字が連携しているのかを確認しながら進めましょう。
2. ワードの終了音を覚える
次に、ワードの開始音(starting sound)と同じように終了音(ending sound)を覚えてみましょう。
bat, flog, run, bag, spot, cornなど、カードを作って見せ、終了音を覚える練習をしてみましょう。
”What is the last sound you hear in the word frog?”
(frogのワードに一番最後に聞こえる音は何かな?)
このようにゲーム感覚で終了音も覚えていきましょう。
3. 母音との組み合わせ、子音2つ(Digraphs)を段階的に覚えていく
まずは母音の組み合わせの音から覚え始めます。
/e/ seal, peas, read, team, wheel
/a/ boat, coat, toad, road
続いて、子音2つでの発音のDiagraphsなども覚えます。
ch chair, cherries
sh shoes, sheep
th thread, three
wh wheat, whiskers
"What sound do you hear in the middle of the word boat?"
(boatの真ん中の音はどんな音?)
こんな質問やフラッシュカードを使うなどしてワードの音を覚えていきましょう。
フラッシュカードを使いながら覚えていくのが便利ですし、資格にも効果的です。また、何度も継続して覚えることができるので、フラッシュカードでの実践をお進めします。
Collinsはイギリスの大手出版会社で言語学習のための教材や辞書を幅広く作っています。CollinsのFist Wordsのフラッシュカードは英語で使う基礎的な言葉の発音を促進するために効果的に学習できるように作られています。ABCの文字の音を覚えた後はPhonicsでワードの音の構造を理解するのに適した教材です。
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CVC wordsを何度もシャッフルして覚える
黒板やホワイトボード、カードやポスターボードなどを使って3つのアルファベットでできるCVC wordsを並べたりしながら覚えていきます。上記のYouTubeの動画にもある通り、3つの四角枠にアルファベットにいれるなどしてCVC wordsを覚えていきます。
その際にはアルファベットの音を紹介しながら3つに並べ、動画のようにどのようにワードの音が構成されるのか理解するように表現します。cat, hat, sat, bat, pet, set, bed, tap, cap, cabなどがあります。
/c/, /a/, /t/, CAT
/h/, /a/, /t/, HAT
上記のように発音し、お子さんに単語の音を理解させるようにしてください。